戦前の日本の食生活が日本人を元気にしていた!

 久しぶりの投稿になってしまいました。

これから、また毎週投稿しようと思います。今月は麹の酵素の恵みをお伝えします。

第1週目の今日は、「戦前の日本の食生活が日本人を元気にしていた」です。

戦前の野菜中心の質素な日本食が身体にいい、という話はよく耳にしますよね。でも何がどのようにいいのか、ということまで具体的に触れられた内容って実はあまりないように思います。

戦前の日本人の食卓は、決して裕福ではなく、どちらかと言うと質素でした。そして、物流も現代のように発達していたわけではないので、日常的によく利用する、味噌や醤油などの調味料は各家庭で手作りされていました。さらにぬか漬けなどの漬物も各家庭で作られて、毎食出されていたり、納豆も今よりも摂取量が多かったようです。

これらの食物や調味料は、加熱殺菌処理をせず食べていたものが多く、熱に弱い酵素が多量に残っていたのです。現代、量販店などで販売されている商品の中で、麹菌の酵素が残っているものを購入することは極めて難しいと言われています。それは、商品品質を一定に保つためや、殺菌などの目的で熱処理されたり、場合によっては食品添加物が使用されていることもあるからです。

このように日本人が昔から馴染んできた食事をすることで、多量の酵素を毎日摂取し続けたため、日本人の免疫力が高かった可能性があると考えられています。

現代社会で戦前の食生活と全く同じようにすることはとても難しいです。しかしながら、何か一つ、例えば納豆を毎日食べるとか、味噌汁を1日一回必ず飲むなど、取り入れてみると良いと思います。できる範囲のことを、大切なのは毎日続けることです。

どんなに良い菌を身体に取り入れても、それはなかなか定着せず、すぐに体外に流れてしまいます。毎日継続的に摂取し続けることが大切です。無理のない範囲で。

次回は「酵素の量には限界がある?」です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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