消化酵素と代謝酵素が身体に与える影響

4回にわたり『酵素』について深堀していますが、今回はその3回目です。

人の体内の酵素は大きく分けて2種類あります。それが、消化酵素と代謝酵素です。

消化酵素とは、体内に取り込んだ食べ物を消化・分解してくれる酵素のことで、唾液や膵液、腸などで活躍します。

代謝酵素とは、人が息をしたり、心臓を動かしたり、病気を治そうとしたりするなど、生命や健康、さらには美容に関わる酵素のことです。

人の身体は、消化酵素を優先して使うため、 食べすぎると消化酵素が忙しくなり、代謝酵素がその力を発揮することができません。本来ならば代謝酵素は免疫力向上、代謝促進、精神安定などに効果があると言われています。しかし、消化に忙しくなり過ぎてしまうと、これらの働きがされません。

代謝酵素に十分働いてもらうために、発酵食品などの酵素を含んだ食物を摂取して、体内の消化酵素を助けてもらうことで、代謝酵素本来の働きができる環境を作る必要があるということです。特に日本の麹菌や納豆菌にはたくさんの酵素が含まれていると言われています。

代謝酵素により免疫力が向上するとかぜをひきにくくなりますし、代謝が促進されると太りにくく疲れにくい身体になります。また精神安定にもつながるといういい事尽くめですね。

発酵食品を摂取しないのはもったいない!

酵素についての最後の投稿は「酵素分解が味に与える影響」です。

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