味噌の歴史、調べてみたら面白い!

 味噌についての2回目の今回は、味噌の歴史についてお伝えします。

味噌の歴史は諸説ありますが、私が独断で面白いなと思ったものをご紹介します。

味噌は昔中国から伝わってきました。中国の豆辨醤(とうべんじゃん)が味噌の元であったと言われています。豆辨醤はそら豆を主な原料としており、それに麹や塩水、唐辛子などを混ぜて作ります。当時の中国ではそら豆の栽培が盛んであったのに対して、日本はそら豆ではなく大豆の栽培が盛んであったため、そら豆を大豆に置き換えて作られ、味噌となったそうです。

豊臣の時代には、伊達政宗が朝鮮出兵の際に持参した仙台味噌が夏場の戦でも変質や腐敗しなかったことから一躍有名になりました。政宗は日本初の味噌醸造所である「御塩噌蔵(おえんそぐら)」を設立しました。

江戸時代になると、徳川家康の命で当初は京都の西京味噌に対抗すべく白い味噌を江戸でも作り始めたのですが、どんどん色が濃くなり、徳川家康の故郷である愛知県岡崎市を代表する八丁味噌の近づき江戸甘味噌が生まれたと言われています。

まだまだ調べたら色々な歴史が出てきそうです。地域の食文化に合わせて味噌には色々な種類があることは前回お伝えしたところですが、味噌の数だけ歴史もあるのかもしれませんね。







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